フラワーアイランド 久米島の花見シーズン

公開日 2019年02月02日

更新日 2020年02月07日

温暖な気候の沖縄では、日本一早いお花見シーズンが始まります。久米島では沖縄の花はもちろん、久米島固有の花もご覧いただけます。

フラワーカレンダー

目次

カンヒザクラ
クメノサクラ
久米紅
クメジマツツジ
テッポウユリ・グラジオラス

 

アンカーアンカーカンヒザクラ

沖縄では1月中旬から桜の開花が始まります。沖縄で一般的に見ることができる桜は「カンヒザクラ」という品種で、濃いピンク色の花が釣鐘型の小花を下向きに咲かせます。

久米島では「アーラ林道」と「だるま山園地」が桜の花見スポット。アーラ林道は、約3.5キロにわたり桜が植栽されています。道の両側から枝を伸ばし、まるで桜のアーチのような区間も!だるま山園地では、公園内や遊歩道で桜を鑑賞することができます。同じころに椿も花を咲かせ、真っ赤な椿と、鮮やかなピン黄色の桜のコラボを楽しめます。

桜の花言葉 「優れた美人」「純潔」「精神美」「淡泊」

ヒカンザクラ

アンカー

アンカークメノサクラ

久米島にはカンヒザクラ以外に「クメノサクラ」が自生しています。3月頃に開花し、はじめは白い花がしだいに中心部からピンク色に変化します。散るときは、ソメイヨシノのように一枚一枚ひらひらと舞います。カンヒザクラは花ごと落ちるので、沖縄で風情のある桜吹雪を味わうことができるのは、このクメノサクラだけでしょう。

研究により本種は九州地方に自生するツクシザクラの近縁とみられていますが、久米島以外で自生しているものは発見されておらず起源は謎とされています。一時は絶滅寸前となっておりましたが、約60年前に久米島から持っていった苗木を、接ぎ木をしながら大切に育てたクメノサクラが成長し、今では沖縄本島(本部町など)で毎年多くの花見客を楽しませています。

久米島町でも数年前からクメノサクラの保護に取り組み、だるま山公園や球美の島緑化公園に植栽し、立派なサクラの名所になるよう管理を行っています。

クメノサクラ

アンカー久米紅:クメクレナイ(椿)

カンヒザクラと同時期から咲き始める「久米紅(クメクレナイ)」は、久米島固有の椿。真っ赤な八重咲の大きな花をつけます。
だるま山園地・遊歩道で見ることができます。

椿の花言葉 「理想の愛」「謙虚」「控えめな美点」

クメクレナイ

アンカークメジマツツジ

3月から5月ごろが見頃のクメジマツツジ。ツツジは古くから庭木や盆栽に親しまれている花木です。クメジマツツジは、久米島の固有種で朱色の花が密生し、盛りの頃は樹幹を覆うほど。
だるま山園地・遊歩道で見ることができます。

赤いツツジの花言葉 「恋の喜び」

クメジマツツジ

アンカーアンカーテッポウユリ・グラジオラス

沖縄では4月から5月にテッポウユリとグラジオラスが見頃を迎えます。

久米島でも各所で自生しており、白色のテッポウユリと赤色のグラジオラスで紅白の彩を楽しめます。

テッポウユリの花言葉 「純潔」

テッポユリ

グラジオラスの花言葉 「用心」「用意周到」「尚武」「密会」「情熱的な恋」「忍び逢い」「勝利」


※花言葉は、サイト「花言葉辞典」より引用 http://www.hanakotoba.name/

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