久米島町における新たな観光ビジョン（平成30年３月発行）

公開日 2021年09月03日

更新日 2021年09月03日

久米島町では、平成25年度に観光振興基本計画、平成27年度に総合計画を策定し、観光振興等に取り組んでいるところであり、平成30年度における観光入込客数の目標を12 万人と設定しています。平成26～28年度まで、３年連続で観光入込客数年度目標を達成しており、順調な増加を示しています（平成 28 年度：約 11.2 万人（対前年+ 7.7%））。

沖縄県全体に目を向けると、平成28年度における入域観光客数は約877 万人（対前年 + 10.5%）と過去最高を更新しました。とりわけ、外国人観光客は約213万人（対前年+27.5%）と大幅に増加しており、全県の目標フレームを「平成33年の観光客数 1,200万人、観光収入1.1 兆円」と上方修正するなど取組を推進しています。

久米島観光においては、従来から指摘されているピーク期の宿泊施設・飲食店の不足や海洋レジャー以外の観光資源の活用不足、二次交通の脆弱性の解消などの課題に向けて取り組むことが重要である一方で、島民生活への影響や受入れ側の状況を考慮しながら、久米島観光の目指すべき将来像や方向性を明確にしていくことが必要です。

本ビジョンは、久米島町における適正な観光振興やリゾートとしての高質化に向けて、最近の久米島観光の動向を踏まえた全体コンセプトを立てることで、町民及び観光事業者などが観光に対するビジョンを共有することを目的としています。
また、新たな観光ビジョンを実現するための方策や今後の久米島町において注力すべき観光振興施策などの新たな指針を掲げます。