公開日 2019年03月26日
更新日 2019年03月26日
久米島空港にて
久米島町では、姉妹都市提携をしているハワイのコナワエナ高校との交換留学を毎年実施。平成25年度に始まったこの交流事業は「前村幸秀人材育成基金」を活用しており、これまでにのべ18人の久米高生が参加しています。
今年度も8月に3名の久米高生を派遣し、2月に3名のコナワエナ高校生の受け入れを行いました。派遣生は、現地でホームステイをしながら高校に通います。語学力の向上だけでなく、お互いの国々の差異を知ることで、異文化を理解する心を学ぶことができます。また、かけがえのない友人が外国にできるのもこのプログラムの魅力。多くの時間を共にしたホストブラザー・シスターと「また会おう!結婚式はハワイでするから!」と再会を約束し、彼らを久米島空港から見送りました。
佐久本莉子さん(2年)
ハワイの家庭では、夕食後に、家族団らんの時間を取らず、個人の時間を大切にする傾向があります。また、学校には、みな自由なファッションで登校をしていました。こういった違いに最初は戸惑ったのですが、日本とハワイの文化の差を学ぶことが出来ました。
2月に交換留学生を受け入れた際は、意志の疎通がうまくいかないことがあり、改めて言葉の壁、というものを実感しましたが、私はもちろん、家族全員が素晴らしい経験をすることが出来ました!
比嘉憂乃さん(2年)
このプログラムを通して、語学力が身に付いたと感じています。ハワイに訪れたとき、当初はみんなの英語についていくのに精いっぱいだったのですが、徐々に慣れていき、みんなとたくさん話すことが出来るようになりました。私のカタコトの英語を真剣に聞いてくれるのが嬉しかったです。英語が苦手な私でも出来たので、たくさんの人にチャレンジして欲しいです。この経験を生かして、将来、海外で活躍する職業に就きたいと思います。
窪優月さん(2年)
ハワイ交流を通して学んだことが二つあります。一つ目はコミュニケーション能力が必要ということです。もっとうまく現地の人と話せるように、会話を続けたり、些細な事でも盛り上がれるような力を身につけるべきだと実感しました。二つ目は文化の大切さです。ホストシスターがフラダンスを習っており、またそのいとこもウクレレをやっていて、生活の中でハワイ語を聞く機会もありました。自分たちから積極的に文化に触れ、大切にすることが大事だと改めて思いました。
ハワイにて