下水道は“正しく”使いましょう

公開日 2024年09月18日

更新日 2024年09月20日

先日、B&G前中継ポンプがサザエ殻の流入による詰まりが原因で停止し、マンホールから汚水が溢れる事態となりました。過去にも他の中継ポンプ施設において同様の異物流入が原因でマンホールから汚水が溢れ出たことがあります。

下水道にトイレットペーパー以外の異物(水に溶けないもの、布類、油、生ごみなど)を流すと下水道管を詰まらせ、水の流れが悪くなり、マンホールや宅地マスに逆流してしまいます。異物を下水道へ流したことで町が管理する下水道施設の機能に支障が生じた場合、地域の生活排水にも重大な支障をきたします。さらに、異物や油脂類の除去、管の清掃に多額の費用が掛かってしまいます。

下水道は、自然や皆さんの生活環境をよりよくするための公共の財産です。一人一人が大切に正しく使いましょう。

下水道に流してはいけないもの

流してはいけないもの 理由
ティッシュペーパー、衛生用品、タバコの吸い殻、ガムなど 一般的なティッシュペーパーや衛生用品は水に溶けないため、つまりの原因となります。必ずトイレットペーパーを使って下さい。
髪の毛など 排水管にひっかかったり他の汚物と絡み合ったりしてつまりやすくなります。排水口に目皿などをおいて、髪の毛などが流れないようにしてください。
天ぷら油、ラードなどの油類 油類は下水道管へ流れ込むと冷えて固まり、つまりの原因となってしまいます。さらに、下水処理場にも大きな負担となるため、使いきるか新聞紙などに吸わせて燃やせるゴミとして出してください。油を固めてしまう商品も市販されています。
野菜くずや生ゴミなど つまりの原因となったり、下水処理場にも大きな負担となるので、たい肥化したり水分をよく切って燃やせるゴミとして出してください。
熱湯、高濃度の薬品類
 
排水管には高温や強酸、強アルカリに弱い材質が使われている場合があります。熱湯や高濃度の薬品類を流すと変形したり溶けてしまったりして、水漏れの原因になるので注意して下さい。
ガソリン、灯油、シンナーなどの可燃物 密閉された空間では可燃物の蒸気が充満しやすく、静電気やちょっとした火の気でも爆発しやすくなるので、絶対に流さないで下さい。
ベランダの排水口への汚水の排水 ベランダにある排水口は雨水の排水口なので、洗濯排水などをそのまま流すと川や海へ流れ出てしまいます。洗濯排水などの汚水は、汚水用の排水口へ流すようにして下さい。
雨水(分流式の区域の場合) 雨どいを下水道につなぐなど雨水を下水道に流してしまうと、処理場で処理する下水の量が多くなり無駄に処理費用がかかってしまいます。雨水は下水道に流さないようにしてください。

 

お問い合わせ

上下水道課
住所:〒901-3192 沖縄県島尻郡久米島町字仲泊966-33
TEL:098-985-2066
FAX:098-985-2856