久米島町まち・ひと・しごと創生総合戦略について

日本は平成20年頃をピークに人口減少時代に突入したことから、政府では平成26年度に「まち・ひと・しごと創生法」を制定し、同法に基づき、人口の将来展望を「まち・ひと・しごと創生長期ビジョン」を示すとともに、「まち・ひと・しごと創生総合戦略」を策定し、今後の目標や施策の基本的な方向性、主要な施策の取りまとめを行ってきました。

このような政府の動きを踏まえ、久米島町においても、本町の人口の現状分析と将来の姿を示し、今後目指すべき将来の方向を示す「久米島町人口ビジョン」を作成し、その中から見えてきた様々な課題の解決に向けて、4つの基本戦略「活力ある島」「人が集う島」「子を育む島」「安全で誰もが暮らしやすい島」を実現するための「久米島町まち・ひと・しごと創生総合戦略」を策定しました。

• 「久米島町まち・ひと・しごと創生総合戦略」[PDF：1MB]
• 「久米島町まち・ひと・しごと創生総合戦略概要版」[PDF：2MB]
• 「久米島町人口ビジョン」[PDF：8MB]
• 「久米島町人口ビジョン」Q&A[PDF：2MB]

まち・ひと・しごと創生とは？

平成26年11月、国の急速な少子高齢化の進展に的確に対応し、人口減少に歯止めをかけるとともに、大都市圏への人口の過度な集中を是正し、それぞれの地域で住みよい環境を確保して、将来にわたって活力ある社会を維持していくために、「まち・ひと・しごと創生法」が策定されました。

そして、国は平成26年12月27日に国における人口の現状と将来の姿を展望する「まち・ひと・しごと創生長期ビジョン」及び、今後5か年の目標や施策の基本的報告、具体的な施策を提示する「まち・ひと・しごと創生総合戦略」をそれぞれ閣議決定しました。

これを受けて、地方公共団体においても長期ビジョン及び国の総合戦略を勘案しつつ、当該地方公共団体における人口の現状と将来の展望を提示する「地方人口ビジョン」を策定するとともに、これを踏まえて、今後5か年の目標や施策の基本的報告、具体的な施策をまとめた「地方版総合戦略」平成27年度内に策定するものとしています。

久米島町では・・・

まち・ひと・しごと創生については、国と地方が一体となって、中長期的な視点に立って取り組む必要があります。このため、国の長期ビジョン及び総合戦略、沖縄県人口増加計画（改定版）（沖縄県まち・ひと・しごと創生総合戦略）を改案しつつ、本町の人口減少や少子高齢化の進展などの課題に対応したまちづくりを着実に推進するため、まち・ひと・しごと創生法第10条第1項のきていにより「久米島町人口ビジョン」及び「久米島町まち・ひと・しごと創生総合戦略」を策定しました。

久米島町まち・ひと・しごと創生総合戦略策定までの経緯

地方創生セミナーを開催

「久米島町人口ビジョン」及び「久米島町まち・ひと・しごと創生総合戦略」の策定を受けて、本町における地方創生の機運の醸成を図る目的で、「わが町の挑戦」と題した地方創生セミナーを開催しました。

セミナー1部では内閣府地方創生担当の石破大臣による基調講演があり、久米島の魅力について再確認できました。

セミナーの2部では久米島の抱える課題の現状説明につづいて、久米島町まち・ひと・しごと創生総合戦略の概要説明を行いました。また、久米島における地方創生の柱となる取り組みとして「海洋エネルギーが切り拓く島の未来」と題して、佐賀大学海洋エネルギー研究所副所長の池上教授による事例発表がありました。

セミナーには地方創生に関心のある多くの町民の皆様にご参加いただきました。

石破地方創生担当大臣による基調講演「わが町の挑戦」

池上教授による事例発表「海洋エネルギーが切り拓く島の未来」