公開日 2026年03月30日
更新日 2026年03月30日
令和8年4月より、RSウイルスワクチン(母子免疫ワクチン)が定期接種として接種が可能になります。
RSウイルス感染症とは
RSウイルスに感染することによる急性の呼吸器感染症で、乳幼児に多い感染症です。感染すると、発熱、鼻汁、咳などの症状が出現し、初めて感染した乳幼児の3割は咳が悪化し、呼吸がしにくくなったり気管支炎の症状が増加するなど重症化することがあります。
とくに、生後6か月以内に感染した場合には、細気管支炎や肺炎など重症化することがあります。生後1歳までに50%以上が、2歳までにほぼ100%の乳幼児が少なくとも一度は感染する、とされています。
母子免疫ワクチンとは
妊婦が接種することで母体内で作られた抗体が胎盤を通じて胎児に移行し、生まれた乳児が出生時から病原体に対する予防効果を得ることができるワクチンです。
接種対象となる方
妊娠28週0日から妊娠36週6日までの妊婦
※過去の妊娠時に組換えRSウイルスワクチン(母子免疫ワクチン)を接種したことがある方も対象です。
接種回数・費用
接種回数
妊娠ごとに1回(ワクチン名:アブリスボ)
費用
無料(公費負担)
接種場所
公立久米島病院
※公立久米島病院以外での接種を希望される場合は、接種前にこども未来課までご連絡ください。
予診票について
妊娠24週頃に「妊娠7か月の妊婦さんへのアンケート」とともに郵送いたします。
県外での接種を希望する方
接種費用は償還払いとなります(医療機関窓口で一旦全額自己負担でお支払いする必要があります)。
希望する医療機関へ実施依頼書を発行する必要があるため、接種前までに、こども未来課予防接種担当までお電話ください。
ワクチンの効果
| 母子免疫ワクチンの効果 | 生後90日時点 | 生後180日時点 |
|---|---|---|
| RSウイルス感染による医師受診を必要とした下気道感染症の予防 | 6割程度の予防効果 | 5割程度の予防効果 |
| RSウイルス感染による医師受診を必要とした重症下気道感染症の予防 | 8割程度の予防効果 | 7割程度の予防効果 |
ワクチンの安全性
ワクチンを接種後に以下のような副反応がみられることがあります。また、頻度は不明ですが、ショック・アナフィラキシーがみられることがあります。
また、ワクチン接種による妊娠高血圧症候群の発症リスクに関して、薬事承認において用いられた臨床試験では、妊娠高血圧の発症リスクは増加しませんでした。海外における一部の報告では、妊娠高血圧症候群の発症リスクが増加したとの報告もあるものの、交絡因子等の影響の可能性があることから解釈に注意が必要であるとされています。
接種後に気になる症状を認めた場合は、接種した医療機関へお問い合わせください。
| 発現割合 | 主な副反応 |
|---|---|
| 10%以上 |
疼痛*(40.6%)、頭痛(31.0%)、筋肉痛(26.5%) |
| 10%未満 |
紅斑*、腫脹* |
| 頻度不明 |
発疹、蕁麻疹 |
予防接種健康被害救済制度
予防接種は、感染症を予防するために重要なものですが、健康被害(病気になったり障害が残ったりすること)が起こることがあります。極めてまれではあるものの、副反応による健康被害をなくすことはできないことから、救済制度が設けられています。
接種を受けたご本人および出生した児が対象となります。制度の利用を申し込む場合は、予防接種を受けたときに住民票を登録していた市町村へご相談ください.




