久米島町では、地域の観光振興と住民福祉の向上を目的として、令和７年６月６日に㈱むんぶと、同６月19日福山商事㈱を代表企業とする福山商事グループと以下の２つのプロジェクトに関して官民連携による事業パートナー基本協定を締結いたしました。これにより、今後の具体的な事業展開に向けて、官民連携して取り組む体制を整え、地域資源の有効用と持続可能な発展を目指してまいります。

１．「バーデハウス久米島再生プロジェクト」

久米島の重要な観光資源であるバーデハウス久米島の魅力を最大限に引き出し、その再整備とエリア一帯の高付加価値化を図るものです。観光誘致や地域ブランド力向上に寄与し、地域経済の活性化につなげることを狙いとしています。

今後は、事業パートナーの㈱むんぶや協力企業と連携し、観光資源としての魅力向上や周辺公共財産との連携による効果的な活用策について詳細協議を進めてまいります。

２．「久米島シーサイドパークゴルフ場及び旧久米島中学校跡地活用プロジェクト」

本プロジェクトでは福山商事㈱を代表企業とする福山商事グループと連携することにより、民間企業のノウハウや資金力を導入し、パークゴルフ場の収支改善や地域住民の健康増進・福祉向上に資する取り組みを推進します。特に、パークゴルフ場については持続可能な運営体制の構築とサービス向上を目指すとともに、安全・安心な運動環境づくりも視野に入れています。一方、旧久米島中学校跡地については、町の課題である住宅不足への対応策や、防災・コミュニティ拠点としての体育館の利活用、多面的な活用方法について協議を進め、多様なニーズに応える取り組みへとつなげてまいります。

　本協定締結によって、官民一体となった新たな挑戦が始まりました。久米島町が抱える地域の課題解決だけでなく、多くの人々が誇りと愛着を持てる地域づくりへの第一歩として、今後も関係者一同、一層連携しながら持続可能で魅力あふれる久米島を目指し邁進してまいりますので、ご理解ご支援賜りますようお願い申し上げます。

ニュースリリース0703 [PDF：881KB]