久米島町空家等対策利活用計画を策定しました

公開日 2020年03月16日

更新日 2020年03月17日

計画策定の背景と目的

　近年、全国的に人口減少や社会的ニーズの変化等に伴い、空家等が増加しております。そのうち適正な管理が行われていないものは、安全性の低下や公衆衛生の悪化、景観の阻害等、様々な問題を発生させ、地域住民の生活環境に深刻な影響を及ぼすことになりかねません。そこで空家等に関する施策を総合的かつ、計画的に推進し、公共の福祉の増加と地域の振興に寄与することを目的として「空家等対策の推進に関する特別措置法（平成26 年法律第127 号）」（以下「空家法」という。）が完全施行されました。
　空家法では、空家等の所有者または管理者が、空家等の適切な管理について第一義的な責任を有することを前提としつつも、空家等に関する計画的な対策の実施については行政主体であり、個別の空家等の状況を把握する立場にある市町村の責務としています。
　一方、久米島町の課題である人口減少に歯止めをかけるため、移住定住の推進に取り組む上で、町内の空家等を住まい等として利活用することが期待されます。
　そこで、本町は空家等の対策及び利活用を総合的かつ計画的に実施し、すべての町民が活き活きと暮らせる島づくりを推進するため「久米島町空家等対策利活用計画」を策定することとしました。